志度寺に行ってきました。

五重塔を抜けたところに海女の墓があります。

大化の改新で活躍した中臣鎌足の娘が唐の皇帝に嫁いでいて、父鎌足が亡くなった際に供養の為、唐から宝物船を出したそうです。その船が志度湾にさしかかった時に海中から現れた龍に宝物を持っていかれたとか。それを取り返すべく…と一連の話を多田さん（御年86歳）に聞きました。

多田さんはいつも海女の墓を綺麗に掃除し、花をお供えしているとか。当日、かなり暑かったですが熱心に語ってくれました。語り部から伝説を聞けるなどかなり貴重な体験です。

お墓の隣には高浜年尾（虚子の長男）の句碑も建てられてありました。「盆に来て　海女をとむらう　心あり」と詠まれてます。